山本 彪一


略歴
1915年 栃木県に生まれる。
早稲田大学卒業後、猪熊弦一郎に師事。
1977年 フランス政府よりパームコマンドール勲章授章。
パリを中心にした欧州の街や、バラの絵を多く制作。光風会展、日展に多数出品。
光風会会員。物故巨匠。
1999年 死去。享年86歳

「ヴェルヴィレ通り」油彩6号 すばらしいパリの街の絵。まさしく窓があり、そこからパリが見え、生き生きしていて街の中に入っていけそうな感じ。しかも重厚で落ち着いている。厚塗りで建物の美しさや街の歴史を感じる表現である。感激した。
この画家のことは全く知らなかったが、有名な画家だという。バラとパリの絵を一心に描いていたという。
一目惚れしてオークションで買った。少し苦労した。

壁に掛けていても凄く存在感のある絵である。

山本彪一について 八光堂ブログより
以下、八光堂鑑定士の石谷さんの文章をいただきました。

絵に興味があった幼少期 山本彪一(やまもとひょういち)は1912年に栃木県で生まれました。 幼いころから絵や美術的なことに興味があったようですが、そこはあくまでも自身の楽しみとしての範疇でした。特に誰かに師事するわけでも、専門的なことを学んでいたわけでもありません。どうやら学生時代は勉学を優先して考えていたようです。 そんな甲斐あってか、大学は早稲田大学の商学部に進みます。そこでも勉学に励んだ山本氏ですが、卒業するにあたり、真剣に自分の将来について考えたのでしょう。自分の心にあった、画家としての夢を目指すことを決心します。 山本彪一 油彩「パリの裏街」 画家として生きていく 大学卒業と同時に本格的に絵画を学ぶべく、猪熊玄一郎氏に師事します。 そしてその師に導かれ、1942年に新制作展へ出品します。 この出品をきっかけにして、山本氏の画家としての人生が大きく変わる事になります。 ここから、その他の展覧会や作品展に出品してき、活躍の場を広げていきます。勉強熱心な山本氏は当然のようにヨーロッパなど諸外国の美術にも関心があり、1968年にはヨーロッパでも絵画を学びます。 そこで自身の作品をより高めていき、帰国後にはさらに評価を上げました。 フランスでも勲章を受章しますが、そもそもそういったものにはあまり興味がなかったらしく、章を受けとった理由が現地に行かなくても貰えたからというほど。 それほど、周りの評価に左右されることが無かった山本氏の作品は彼の絵に対する一貫した信念を感じます。
前の画面に戻る
禁転載・禁複製  Copyright 1999 Senoh Pediatric Clinic All rights reserved.