蚊アレルギー


蚊に刺されることによって刺された部位に、注入された唾液腺物質に対するアレルギー反応がおこるものです。
反応の強さによって、症状の出方には個人差が大きくなります。
刺された直後からかゆみ、腫れ、発赤が出現する場合は即時型反応といいます。また、刺された翌日以降に発赤、腫れ、発疹、水疱などが出てくる場合は遅延型反応といいます。
一般に蚊に刺された場合、乳幼児では強い遅延型反応を起こすことが多いといわれています。学童期以降には遅延型反応に即時型反応が加わり、青年期以降には遅延型反応が弱くなる傾向があります。
小さいときには反応は強く出ていても、だんだん、ひどく腫れなくなってくることが多いようです。かきむしることによって、さらにひどい皮膚症状となります。

重症の蚊アレルギー
蚊に刺されることによって刺された部分の発赤や腫れだけでなく、全身に発熱、蕁麻疹ができ、重症の全身症状を呈する場合があり、死亡することもあります。IgE抗体を介したT型アレルギーの他、種々のアレルギーの関与が推察されていますが、詳細は不明です。

治療
ステロイドの入った抗ヒスタミン剤などを使用することで改善します。できるだけかきむしらないように爪をきれいにしておいてください。ひどい反応を起こす人は蚊に刺されないようにすることが大切です。
 重症となる、蚊アレルギーの方はアレルギー検査や刺されたときの対処法をあらかじめ医師と相談しておき、予防をきちんとする必要があります。
また、刺された所が5ミリくらいの塊となり治るまで何ヶ月も激しいかゆみに悩まされるタイプもあります。

その他
乳幼児は体温が高く、呼吸が速く、動きも遅いので蚊にねらわれることが多くなります。刺されないように気を付けてください。 最近は真冬でもチカイエカという蚊がおり、寒い時期でも刺されることがあります。
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